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ジャーナル百十四銀行

原油デリバティブ発売 価格上昇リスク分散に

 (株)百十四銀行(高松市)は、このほど、原油、石油製品の価格上昇に伴う収益の減少や費用の増加を軽減する金融派生商品「原油デリバティブ」の取り扱いを開始した。東京海上フィナンシャルソリューションズ証券会社(ケイマン諸島)と提携、仲介する。

 利用者は、期間、原油換算による数量、権利行使価格、支払うオプション料をあらかじめ設定し、原油価格指標が権利行使価格を超えた場合、補償金を受け取る。

 原油価格指標には、ニューヨーク商業取引所に上場された原油先物価格を示すWTI原油先物価格を使用。補償金の認定は、毎月行う。

 対象は、運輸、石油卸、ガソリンスタンド事業者など。石油化学関連事業者からの引き合いもあるという。

 契約期間は6カ月~2年。数量は月間100klからで100kl単位での契約となる。

 大企業を対象とした大口契約型の商品が主流だったが、中小企業のニーズに応えた小口商品が出始めたことから、地方銀行での取り扱いが可能となった。同行では「原油価格はここに来て低下してきているが、世界的な需要は増加しており、OPECでも減産の声が上がるなど、依然不安定な状況。お客に対するソリューションサービスの一環として展開していきたい」としている。

本誌:2006年10.30号 10ページ

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