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ジャーナルセリオ・東洋グループ

LED事業を立ち上げ 道路標示板ユニットを生産、製造部門の中核に

 セリオ・東洋グループ(備前市伊里中699、寺崎真登代表)は10月から、LED(発光ダイオード)事業を立ち上げ、道路標示板ユニットの生産を開始した。大手メーカーから生産拠点を移管されたもので、初年度は年間売上高13億円超を見込んでいる。

 同グループでは、事業の立ち上げに向け9月までに30人を採用するなど着々と準備を進めてきた。現在は従業員40人体制で、グループの電子工場(兵庫県赤穂市西有年1410)内の約900平方メートルを拠点に、道路標示板向けの白色LED商品を製造している。

 道路標示板ユニットのほかにもLEDを活用した新商品を企画。カーナビゲーションのディスプレイの光源として大手企業が採用するなど、LED技術の向上により市場の拡大が見込まれており、将来製造部門の核となる事業として期待している。

 また、白色LEDの発光効率は平成17年で1ワット当たり60lm(ルーメルン、光源から出る可視光線の量)だが、技術の向上に伴い4年後には同100lmを超えるといわれ、将来的には商業施設やオフィス、住宅などの照明分野へと拡大、半永久的に使用できることから蛍光灯の代替が進むとみられている。

 同グループは、ソフトウエア開発のセリオ(株)(備前市)と、照明器具など製造の東洋電器(株)(同)を核とし、ソフト設計から開発、製造に至るトータルプロセスが特徴。半導体製造も手掛けており、以前から半導体素子の一種であるLED分野への進出を視野に入れていた。

本誌:2006年10.30号 6ページ

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