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DQN(ドキュン)な事件

 DQNとはネット掲示板「2ちゃんねる」用語で「ドキュン」と読むそうです。あまりにレベルの低い人や事象を見下して呼ぶ時使う若者言葉らしい。

 そして、犯罪史上まれにみるDQNな事件が岡山を舞台に発生してしまいました。当初、事実関係が複雑怪奇に見え、よく理解できなかったのですが、事件の全容が明らかになるにつれ何もかもがドキュンであることが判明しました。つまり、レベルが低すぎることがかえって事件を難しいものに見せていたのです。

 東大阪大学こども学部こども学科で教育学を学ぶ玉野出身の学生が関西出身の学生グループと女性との交際を巡って衝突、暴行されのが事件のプロローグ。

 恐怖にかられた岡山出身の学生が幼なじみに助け船を出したところ、桃太郎気取りの友人は手下の犬猿雉などをかき集めたうえ、関西出身の学生3人を岡山におびき出しリンチしたうえで生き埋めにしてしまったのです。

 同じころ東京では、カリスマ美容外科医の娘が誘拐されるという事件が発生していました。日中韓という”国際的犯行グループ”の仕業ながら誘拐テクニックのイロハも知らない連中によるDQNな犯罪。

 被害者の母娘はテレビインタビューで「警察を信頼していました」と殊勝なことを言っていましたが、事件のきっかけは日ごろこのカリスマ女医がテレビで「3億の自宅はキャッシュで買った」、「時間給は100万円」などと、あぶく銭を見せびらかすような発言を繰り返していたことにあるのですから、この母娘も相当なドキュンです。

本誌:2006年7.3号 14ページ

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