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巻頭特集[検証]「JR岡山駅周辺開発」計画

会館の最終構想は未定

  • 早期の跡地活用が期待される岡山会館

 岡山会館ビルは、昭和37年に開業。(株)岡山会館(岡山市)がビルを所有し、グループの岡山会館ホテル(株)(同)が核テナントとして「ホテルニューオカヤマ」を経営。ほかに銀行、証券会社や食品スーパーなどのテナントが入居し、全盛期には入居率100%を誇っていた。

 しかし、バブル崩壊後、岡山会館グループの経営が急速に悪化。一部の債権が(株)整理回収機構(東京都)に譲渡され、同機構では平成13年に岡山地裁に競売を申し立て、9月に競売手続きが開始した。

 同地裁では、15年3月に期間入札を実施し、遊技場経営の成通グループの(株)成和(岡山市、千原行喜社長)が18億8000万円で落札した。その後、家電量販店の(株)ヨドバシカメラ(東京都)の誘致を進め、並行して既存テナントの退出を促した。昨年3月にはホテルニューオカヤマも営業を打ち切り撤退、空きビル状態になっていた。

 その後、構想が二転三転。同ビルだけでなく周辺を含めた再開発事業の構想も浮上し、模索している。構想がまとまるまでの暫定措置として、昨年7月からおかやま国体の実行委員会(委員長・石井正弘岡山県知事)に壁面を無償で提供し国体をPR。また、現在は1階部分が岡山市長選の選挙事務所として使用されている。

本誌:2005年10.3号 7ページ

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