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[オフィス] メーリングリスト効果

Q.メールでビジネスをモノにする方法はありますか。

 情報共有化で中身濃い交流

A.メーリングリスト(以下ML)をご存知だろうか?1つのメールアドレスに送信すると、登録している人全員に一斉にメールが配信されるしくみである。この全員に必ず配信されるということが実は非常に大きな意味を持つ。

 私もいくつものMLに登録しているが、情報共有化に大変有効なのだ。大企業の多く、あるいは中小企業でも一部の企業はグループウエアを導入し、情報の共有化を進めている。しかし、中小企業でグループウエアを導入するには費用面をはじめ制約が多い。そういう方におススメなのが、このMLである。

 最近つくづく思うことは、このMLは知らない者同士よりも、実は相手の顔を知っている者同士の方が何倍も有効ということだ。私が管理しているMLのうち最もよく利用しているMLには80数人の登録者がいる。すごいのはそのメールの飛び交う量だ。この原稿を書いている時点でなんと1381通!昨年7月24日に運用を開始して1年足らずでこの数字だ。ほとんどやりとりのないMLも多く存在する中で、かなりの数字だろう。

 月に1度、あるいは数カ月に1度しか会えないメンバーでも、頻繁にメールのやりとりすることによって、非常に中身の濃い交流が図れる。その結果、ビジネスのうえで何か得たい情報があるときなどにメーリングリストに投げかけると、たちまちのうちに誰かが何かしらアドバイスをくれる。登録している80数人だけではなく、登録メンバー1人ひとりが持っている人脈や情報も借りることができるのが大きなメリットとなる。

 誰に訊ねてよいか分からない場合など非常に効果を発揮している。実際このMLがきっかけで商談が成立したり、人材の採用が決まったり、有形無形の数多くのメリットが出ている。今ではなくてはならないものになった。社内はもちろん、社外のプロジェクトメンバーで共有したり、会社を離れた異業種交流会で活用したり、様々な使い道がある。メールで常に交流していることによって、会ったときにいきなり本題に入れ時間の短縮にもつながる。

 現在いくつかの会社から提供されているが、中でもヤフー(http://groups.yahoo.co.jp/)が有名。


(株)サイトウジムキ社長
斎藤謙次氏
倉敷市児島駅前1-22-3
TEL086-474-2700

本誌:2004年6.21号 37ページ

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